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オーディオ環境2026年 ToppingのAK4499EX機に落ち着く

Topping E70 velvet L70


綺麗な音で音楽を聴きながら模型製作してる私は、オーディオ機器を使って音楽を聴いてます。
SNSをやっていた頃やイベント会場で、何を使って音楽を聴いているのかとよく質問されてきました。
機材を更新したので設定も含めてメモ代わりにこのブログに残しておこうと思います。

過去に病気で失明した時に愛用していたSR35とAK PA10は売却。病が回復した現在はDAPをやめて据え置き機で落ち着いてます。
理由は愛用してる平面駆動ヘッドフォンがPARAでアンプの電圧より電流が欲しかったから。
電圧だけで云うならAKPA10で足りてましたが、電流は据え置き機でないと無理ゲー。

それで現在のオーディオ環境。

  • DAC:Topping E70-VELVE
  • AMP:Topping L70
  • ケーブル:NICEHCK HeadCoax 4.4㎜
  • ヘッドフォン:MoonDrop PARA

ボスのコネで、Toppingの中国公式からE70-VELVEとL70をいただきました。
色が選べたのでシルバーモデルにしました。

XRLはMOGAMI2534で自作、電源コードは標準品を使用してます。

シルバーモデルの高級感とビルドクオリティ

TOPPINGの製品といえばブラックも定番ですが、シルバーモデルは頭一つ抜けた高級感を放っています。

筐体には精密に加工された厚みのあるアルミシャーシを採用してます。
表面のサンドブラスト仕上げは非常に細かく、光の当たり方によって上品な鈍い光沢を放ちます。

黒いディスプレイとのコントラストも美しく、同色のE70+L70でスタックした際の佇まいはまさに壮観。
「機材としての所有欲」を十二分に満たしてくれる仕上がり。

12Vトリガー連動によるシームレスな使い心地

E70-VELVE+L70のスタック環境の真骨頂は、見た目だけでなく機能面でも完璧に連携する点にあります。

その辺にある3.5mm TRSケーブルで背面の「12V Trigger」同士を繋ぐと、E70 VELVETの電源を入れるだけでL70の電源も自動的にONになります。
わざわざ2台の電源ボタンを別々に押す必要は一切ありません。

Topping E70 velvet L70
DAC(左)/アンプ(右)

リモコンも使いやすいく、使い勝手は抜群にいい。
赤外線の感度も問題がない。

好きな方のリモコンを親機に設定できます。

Topping E70 VELVETの「VELVET SOUND」の表現力

E70 VELVETの心臓部には、AKM(旭化成エレクトロニクス)の最新フラッグシップDACチップ**「AK4499EX」とデジタルフィルターIC「AK4191EQ」が搭載されています。

最大の特徴は、デジタル処理部とアナログ変換部を物理的に分けたセパレート構成をとっている点です。これにより、デジタルノイズのアナログ領域への混入が極限まで抑え込まれています。

音の傾向は、TOPPINGらしい超ハイファイで緻密な解像感をベースにしながらも、ボーカルの艶やかさや弦楽器の肉厚な鳴り、滑らかな音のつながりを感じさせます。

長年愛用していた機種達のCS製とは一味違う感じ。
「高性能=硬くて冷たい音」という先入観を鮮やかに覆してくれる音作り。
これがAKMが掲げる「VELVET SOUND (ヴェルヴェット・サウンド)」なのかと感心した。

圧倒的な基本性能と静寂感

スペック面においても、THD+N(全高調波歪率)は0.00006%以下、ダイナミックレンジは131dB(XLR出力時)という驚異的な数値を叩き出しています。

音が出た瞬間に感じるのは、徹底的に磨き上げられた背景の静寂感です。無音空間の深さがあるからこそ、微細なアンビエンス(残響成分)や音の定位感がくっきりと浮かび上がり、目の前に立体的なステージが広がります。

Topping E70 VELVET デジタルフィルター(F-1〜F-6)特徴比較表

E70 VELVETには、内蔵された6種類のPCMデジタルフィルターが用意されており、好みに合わせた音の微調整(微細なインパルスレスポンスの切り替え)が可能。

フィルターフィルター種別音質傾向(目安)おすすめのジャンル・用途(目安)波形の特徴(技術的ニュアンス)
F-1Sharp Roll-off
(リニアフェーズ)
輪郭がはっきりした、クリアで解像感の高い音。
標準的で力強い音。
測定値重視、ポップス全般、細部まで聴き込みたい時可聴帯域外を急峻にカットし、20kHz付近まで平坦。リンギングがインパルスの前後に均等に出る。
F-2Slow Roll-off
(リニアフェーズ)
柔らかく滑らかな音。
高域の角が取れた穏やかな響き。
アコースティック、長時間のBGM再生高域が可聴帯域内から緩やかに下がる。リンギングは小さく、前後対称。
F-3Sharp Roll-off
Short Delay

(ミニマムフェーズ)
立ち上がりが速く、メリハリのある音。
低域のアタックが強調されて聴こえる傾向。
ロック、アニソン、EDM、
スピード感のある楽曲
F-1と同様に急峻な遮断特性。プリリンギングがなく、リンギングはすべてインパルスの後に出る。その代わり可聴帯域内で位相が回る。
F-4Slow Roll-off
Short Delay

(ミニマムフェーズ)
自然でクセが少なく、やわらかい音。
ボーカルや楽器が穏やかに聴こえる傾向。
ジャズ、クラシック、ボーカル曲F-2と同様に緩やかな遮断特性で、プリリンギングなし。可聴帯域内で位相が回る。
F-5Super Slow Roll-off
(マニュアル表記)
高域の角が取れた滑らかな音。
フィルター処理が最小限の素直な音とも言える。
他のフィルターとの聴き比べ、録音の雰囲気を重視したい時マニュアルは「Super Slow」だが、実測ではNOS(ノンオーバーサンプリング)との報告がある。補間フィルターによるリンギングはほぼない一方、高域の減衰やイメージノイズが残る。
F-6Low Dispersion
Short Delay

(ハイブリッド)
遅延の短さと位相特性のバランスを狙った折衷型。
定位や音場が良いと感じる人もいるかも。
オーケストラ、映画音源など、定位や空間表現を重視したい時F-1とF-3の中間的な特性。群遅延のばらつき(分散)を抑えつつ遅延を短くする設計で、プリリンギングは少なめ、ポストリンギングは多め。

「音の傾向」はAKMのフィルターの個人的な評価を元にした目安です。
個人差が大きく、機器や音源との相性にも左右されます。

Topping L70アンプの圧倒的な出力と駆動力

アンプである「Topping L70」の最大の強みは、あらゆるヘッドホンを手のひら上でコントロールする圧倒的なパワーと駆動力にあります。

バランス接続時には16Ωで6000mW×2、300Ωでも1400mW×2というモンスター級の出力を誇ります。
これは、音量が取りにくくアンプの制動力(ダンピングファクター)が求められる平面駆動型(Planar)ヘッドホンであっても、低域が膨らむことなく、タイトで深みのあるベースラインをしっかりと描き出します。

単に「音がデカくなる」のではなく、音の立ち上がり(アタック感)や余韻の消え際(ディケイ)まで精密に制動されている感覚は、このクラスのアンプならではの快感。

ノイズ皆無の安定性と静寂感(NFCAモジュール)

ハイパワーアンプでありがちなのが、「パワーはあるけれど高感度イヤホン(IEM)を挿すとサーッというヒスノイズが乗る」という問題。

しかし、L70はTOPPING独自のNFCA(Nested Feedback Composite Amplifier)回路により、この課題を完全に克服しています。

驚異的な146dBというダイナミックレンジと、0.00005%という極限まで抑えられたTHD+N(全高調波歪率)により、音楽が鳴っていない瞬間はまさに「完全な静寂(漆黒の背景)」。

高感度なIEMを接続してもバックグラウンドノイズは一切感じられず、静寂の中からボーカルの吐息や楽器の細かなニュアンスが浮き上がってくるような、極めてクリアでリアルな音場を体験できる。

イヤホンも何機種か持っているのでこの辺は有難い。

2段階ゲイン制御による万能性

L70には「Low(0dB)」と「High(19.8dB)」の2段階ゲイン設定が用意されています。

Low Gain: 高感度なIEMや低インピーダンスのヘッドホンに最適。
リレー式ボリュームの細かなステップと組み合わせることで、深夜の小音量でもミリ単位で最適な音量に調整可。

High Gain: 鳴らしにくい高インピーダンス(300Ω〜600Ω)の大型ヘッドホンや平面駆動機に対応。
PARAはローゲインで十分過ぎる、それ以上の鳴らし難い平面駆動にも安心材料にある。

1台で繊細なIEMから鳴らしにくい大型ヘッドホンまで完璧にカバーできるため、手持ちの再生環境が変わっても長く愛用できる信頼感がある。

リレー式ボリューム(R-2R)の素晴らしさ

L70の最大のハイライトと言っても過言ではないのが、精密なリレー式(R-2R)ボリューム制御を搭載していること。

① 小音量でもギャングエラーが一切ない 可変抵抗器(一般的なアナログボリューム)で避けられないのが、ボリュームを絞った際に左右の音量バランスが崩れる「ギャングエラー」です。L70のリレー式制御ではこれが一切発生せず、深夜に極小音量で聴く際も完璧な音像定位を維持してくれます。

② 音量を絞っても音が痩せない デジタル減衰処理とは異なり、ビット深度を損なうことなく正確な抵抗切替を行うため、どんな音量レベルでも音の解像度やダイナミクスが一切犠牲にならない。

③ 物理リレーの心地よい操作音 ボリュームノブを回すと、内部で「カチ、カチ…」と精密機械が動く小気味良いリレー音が響きます。
DHA15で覚えた、このメカニカルな操作フィーリングが手放せなかったです。

Topping E70 VELVET+L70

私には据え置き機はこれでゴールです。
何か弄るなら、見た目と安定性目的で電源コードやバランスケーブルを自作する程度かも。

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