リアリスティックウエポン シリーズの1/12ライフルは使えるのか?

リアリスティックウエポン

リアリスティックウエポンシリーズのライフルを作る記事です。

以下は、昨日したツィートの内容です。

1/12のライフルの模型を購入した理由は、 フレームアームズ・ガールのグライフェンに持たせるためです。

この記事では、実際に組み立ててフィギュアに持たせてみようと思います。

リアリスティックウエポンシリーズの特徴

未塗装でもリアルな完成度

ガンメタの成形色で塗装しなくても見栄えがいいらしい。
プラスチックの素材がPS樹脂製なので、塗装のノリもいい。

全6種類 各2丁 計12丁も入っている

6種類のハンドガンが各2丁入り。
複数のフィギュアに配給できる圧倒的コスパの良さ。

精巧で優秀な金型

銃身からトリガー、グリップまで、各部モールドを精密に再現。
スライド金型を使用しており、銃口の内部まで再現。

ガルパンの戦車模型やフィギュアでお馴染みのプラッツが販売元。

買ったのはライフル3種

リアリスティックウエポンシリーズは、リトルアーモリーみたいなギミックはないが、リアルで格安というコスパが良いことが最大の特徴。

プラッツ GUN-2 1/12 リアリスティックウエポンシリーズ リアリスティックライフル
外箱は流行りの女子絵

この手の1/12武器はトミーテックのリトルアーモリーが定番だと思います。
リトルアーモリーはギミックとディテールが素晴らしいのです。
しかし、リアルで完成度が高い分、値段が1丁1,000円超えというコスパの悪さ。

それに比べてリアリスティックウエポンシリーズは数本入って1,000円程度。
世の中の法則で、価格が低い分だけクォリティは劣ると思われます。
まあ、今回は何となく持たせたいという用途で、ディテールはある程度のクオリティでよいと思ったので、コスパ重視でリアリスティックウエポンシリーズを選びました。

この製品は3種類の武器が2丁ずつ入っている(計6丁)という圧倒的なコストパフォーマンス。89式小銃、SVD&PSO-1、M4A1の3種類が2丁ずつ組み立てられる。

2丁ずつなので、誤って折ったりして破損させても大丈夫ですよね。

このコスパの良さはトミーテックにはできない芸当。

リアリスティックウエポンシリーズの特徴

リアリスティックウエポンシリーズの特徴を以下にまとめました。

  • 組み立て簡単
  • ギミックはない
  • 色は要塗装

まず、パーツ数が少なく組み立ては簡単。

パーツが少なく構造も単純なため、リトルアーモリーのようにギミックはありません。

ただ、ディテールはそこそこ誇っても良いといえるレベルだと思います。

色は無塗装だと玩具っぽいですし、プラモデルなので塗装推奨です。

プラッツ GUN-2 1/12 リアリスティックウエポンシリーズ リアリスティックライフル
グラ子に持たせるためにSVD&SPO-1が欲しかった。

この前作ったグライフェンの素体をレッドベレーにしてAKを持たせたかったのですが、この箱絵を見てウッドストックの SVD&PSO-1にしました。

SVD&PSO-1を1丁だけ手入できれば良かったのですが、パッケージにはライフル以外にもアサルトライフルの2種類もオマケで付属。

リアリスティックウエポンシリーズ説明書
簡単な組み立てで塗り分け塗装が必要

組み立てはリトルアーモリーに比べると簡単すぎるくらい。

接着剤は使いますが、ガチャガチャや食玩レベルだと思います。

コツを掴めば、ゲート処理含めて全ランナーで10分かからない。

リアリスティックウエポンシリーズ ランナー
2丁ずつ
リアリスティックウエポンシリーズ  ランナー2
ゲートは細かい

注意する点は、ゲートが細かいので部品を破損させないようにすること。

模型用ニッパーとデザインナイフで丁寧に処理していくことだと思います。

SVD&PSO-1を実際に組み立てて塗装した。

今回はSVD&PSO-1を実際に組み立てて塗装してみました。

ゲート処理は丁寧に行い、パーティングラインもデザインナイフで処理しました。

サフは使う必要を感じなかったので今回は使ってません。

塗料の食いつきは、いつものように塗膜を薄く重ねて乾燥を繰り返す事で強固にします。

プラッツ リアリスティックウエポンシリーズ 塗装の見本
箱絵の見本
AK塗料4174セットとタミヤウェザリングマスターF。
AK塗料4174セットとタミヤウェザリングマスターF。

ウッドストックの部分は、AK塗料4174セットに含まれるAK781を塗りました。

銃の金属部分にタミヤのウェザリングマスターFセット、ライトガンメタルをドライブラシで施工。

エアブラシで全体を塗装後、筆塗りで塗り分けました。

クリアー塗装で仕上げが変わる

仕上げは「艶有消しクリアー」と呼んでいる技法でやりました。

クリアコート
ストック部分などの木製の質感は再現できただろうか。

内容は、ガイアのExクリアーで一度コートしてから、クレオスのフラットスムースクリアーで適当な場所の艶を消しました。

国内のハウツーとかでは知られてませんが、2種類のクリアーを巧く使うことで艶有りと艶消しの境界線をエッジを跨いで立体感がでます。
この技法は欧州のスケールモデラーの間で使われているテクニックです。

この技法を髪のグラデーションの仕上げなどにもよく使っています。

塗料の調合よりも艶有りと艶消しの部分をどこにどのように塗るかがポイント。

リアリスティックウエポンシリーズは作るのが簡単だった。

リアリスティックウエポンシリーズは、思ったよりも簡単に作れました。

ギミック等がない等の理由もありますが、単に構造が単純でパーツ数も少ないので簡単に作れました。

あまりにも簡単に完成させることができたので、残り2丁も適当に作りました。

塗り分けの問題さえクリアできれば、誰でも簡単に作る事が出来ると思います。

89式小銃、SVD&PSO-1、M4A1
下からM4A1、89式小銃、SVD&PSO-1
塗り分けとマスキング
塗り分けはマスキング

グラコロに実際に持たせてみた

PYOM2964
グラコロに実際に持たせた

figma等の1/12サイズフィギュア推奨なのですが、フレームアームズ・ガールやメガミデバイスも1/12サイズの小物にバッチリ合うので違和感はないですね。

グライフェンは手が大きいですが、武器用のハンドパーツがあるので差し替えで持たせることができます。

取り合えず、今回は銃を両手で持ってサイズ比較。

そのうち帽子の色とか変えてちゃんと紹介します。

リアリスティックウエポンとリトルアーモリーを比較する

リアリスティックウエポンとリトルアーモリーのM4A1を比べてみました。

アリスティックウエポンとリトルアーモリーのM4A1を比較
リアリスティックウエポン(上)、リトルアーモリー(下)

比較してみると、オプションパーツが付いている分だけ、リトルアーモリーの方がカスタム感があって細かいギミックも素晴らしいと思う。

銃そのもののディテールは、リアリスティックウエポンでも十分ではないだろうか。

むしろ、人によってはリアリスティックウエポンの方がディテールが細かいと思う人もいるかもしれない。

コスパでは圧倒的にリアリスティックウエポンシリーズ。

6丁入ってこの価格と質感なら全然アリだと思います。

興味のある人は、絶版になる前に是非試してください。

プラッツ GUN-2 1/12 リアリスティックウエポンシリーズ リアリスティックライフル