模型のサーフェイサーの話。

模型のサーフェイサーの話。

サーフェイサー
ちょっと気まぐれでアレなのですが、制作過程とは関係ない模型関連の記事も出していこうと思います。
今回は、サーフェイサーの話。
サーフェイサーについて、自分が色々と思っていることを書いてみようと思います。
初心者が書いた記事内容になるかも知れないので、突っ込みどころとかご了承くださいね。

■サーフェイサーを使う理由
先ず、私がサーフェイサー(以下:サフ)を使う目的は、パーツ処理後の塗装前に行う傷チェックと本塗装の下地作りです。
丁寧にヤスリで削ったつもりでもサフを吹くと傷が目立ったりしますので、自分はサフは必ず吹いてチェックしてます。
本塗装の下地作りというのは、サフを吹くと800番程度のヤスリの傷を消す効果もあるので表面が滑らかになります。

■サフの吹き加減と乾燥時間
サーフェイサー
次にサフの吹き加減ですが、サフに限らず塗装の基本は薄く均一に吹くことです。
何故かと云うと、厚塗りを避けることで処理したエッジが綺麗に出ることや無駄にモールドを深く彫らなくても済みます。(モールドを深く掘りすぎると、パーツが割れたりスジ彫りが強調され過ぎるので。)
あと、薄く何度も吹いた方が厚塗りよりも塗膜は強い(特に擦り耐性)と思う。
ということで、自分なりのサフを吹くノウハウは、サフ塗膜はパテやヤスリ修正後の下地ぼかしにもなるので「薄く均一に吹く」ようにしてます。
故にエアブラシを使う際は、薄く何度も吹くという塗り方を心掛けてます。

サフの乾燥時間に関しては使っている溶剤や濃度などで変わってきます。
プロユースシンナーなどの強力な溶剤で希釈したもので表面薄く修正を掛けた場合、自分は早くて5分ほどで上塗りします。
その場合でも日数が経てば塗膜は確り定着して完全乾燥もちゃんとします。
通常は乾燥機に入れて乾かしているので、1時間は乾燥させます。

余談ですが、本塗装の場合は上塗りの色だけで発色させようとせずに、下地の色の影響を含めた最終的な色合いを見て塗ってます。
そういう理由で上に塗る色に合わせてサフの色を替えたりします。
サフの色を変える理由は、例えばゴールドに重厚感を出したい場合は下地に黒を塗るのですが、最初から黒サフを使うと下地の黒を塗らなくていいので塗装の手間も塗膜の厚さも抑えれます。

■シンナーとサフを混ぜる割合
サーフェイサー
自分のサフを溶剤と混ぜる割合は、サフ1に対して溶剤3割程度多くの割合で混ぜます。
サフは頻繁に使うものなので、作業効率UPの為に画像の様にDPボトルに入れて色別に分けてます。

ボトルに密封した積もりでもシンナーは少しずつ揮発してる場合があるので、定期的に濃度を見てシンナーを足してます。
使うシンナーはガイアノーツのプロユースシンナーを使っていてます。
理由は普通のシンナーより強くて揮発性が高いので、塗料が細かく溶けて食いつくし乾燥も早いからです。
特に丁寧に処理した下地に塗る場合に比べるとハッキリ違いが判ると思います。

■サフの種類
缶サフと瓶サフ
うちではガイアノーツのサーフェイサーシリーズを使い分けてます。
サフの種類は他にも缶スプレータイプと瓶タイプのサフなどもあります。
ガイアのサフは、ヤスリ800番程度の傷なら慣らしで消えます。

■プライマー
プライマー
金属パーツやABS樹脂など塗装の食いつきを良くするのには、サフよりもプライマーを使います。
サフのみだと気休め程度にしかなりません。
まあ、プライマー塗ってもカッターや強く爪でひっかけば塗膜は剥がれますが、何も下地処理しないよりマシです。
プライマー塗った後に乾燥させすぎるとプライマーの効果がなくなりますので、プライマーは手際よく塗るのがコツなのかも。

■ついでにサフレスについて
サフレス塗装とは、ホワイトやクリア系等の透明度のある塗料で塗装することで、レジン等の素材の透明感を活かす塗装方法です。
その為にサーフェーサーや隠ぺい力の強い塗料で下地を作りません。
故に小さな傷も誤魔化せないので、素材の下地を丁寧に仕上げることが前提となります。
ガンプラとかでは滅多にやりませんが、レジンキットやフィギュアとかの塗装で多い塗装方法です。

車のエアブラシも仕事でやったことありますが、模型のエアブラシも奥が深いです。
技術向上を目指して日々精進しながら作りたいですね。


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