ぷちりっつ Fate/Grand Order キャスター/ネロ・クラウディウス 制作記2です。
前回パテだらけのところで終わったので、今回はパンツの後ハメ加工や、パテ後に綺麗にヤスリを掛け直したので塗装前までの工程をみせます。
なお、このキットは簡易制作する予定ですので、スジボリなどの複雑なモールド掘り起しとか改造などは行わない方向で作ります。
適当に作って適当に飾ることを目標にして制作していきます。
合わせ目消しや表面処理終了
私は、髪の毛と肌の合わせ目は徹底的に消すべきだと思います。
理由は、女の子のプラモデルキットでは、髪と肌に合わせ目があっては完成度が著しく落ちるから。
ヤスリは400番相当から初めて800番で仕上げています。
ウェーブのヤスリスティックなんかも便利ですが、曲面は3Mスポンジヤスリでしょう。
青のウルトラファインと緑のマイクロファインがお気に入りです。
赤のスーパーファインは青で削りが足りない時に使う程度です。
スポンジヤスリのコツは、2つに折って丸めて体のラインに沿って力を入れないで何度も擦ること。
動画でも言ってますが、2つに折る事で余計な力がパーツに加わらないでスポンジヤスリ本来の持ち味を出せます。
全身のパーティングラインを消して、足首もジョイント穴も調整してます。
パンツの後ハメ加工
この「ぷちりっつ」はパンツを胴体に挟み込んで組み立てる方式なので、後ハメ加工して対応しました。
この部分の後ハメ加工は、胴体側に赤いピンを残すのがコツ
ピンを初めから胴体と接着することで強度を確保。
後ハメ加工する時はキットの強度を、どうやって維持するかも重要な課題。
これでマスキングして塗分けするといった工程を省けます。
処理後は超音波洗浄機で念入りに洗浄してサフチェックに入ります。
ぷちりっつも下地が重要
今回のぷちりっつは簡易塗装で仕上げようと思いますが、塗装する場合は下地が重要です。
なぜなら、塗装の最終的な質感は下地の影響を大きく受ける割合が高いから。
そのために表面処理をして、合わせ目を消したパーツにはサフを丁寧に吹きます。
使うサフは一般的なグレーサフ。ガイアノーツのサフエヴォExです。
比率は1:1でラッカー溶剤で希釈してます。
私にしては濃い目ですね。
焦っている時や急いでいる時、特にサフチェックではサフ塗料を濃い目にしてサフの隠蔽力で便乗して合わせ目の甘い個所を埋めてしまおうという作戦。
要は、サフを第二のパテとしても使っています。
髪の合わせ目を完璧に消す。
髪は合わせ目を消してサフで下地を作りました。
髪の色をイエロー色にするので白サフが適役と思いましたが、合わせ目が目立つので完璧に処理するためにチェックしやすいグレーサフを使用しました。
また、今回の髪の色は3色グラデーションで適当に塗ろうと思います。
ただ、普通に塗るだけじゃ上達しないので、いつもよりハイライトを濃い目にしようと思います。
こういう制作中の何気ない遊びで、ちょっとした変化をデータとして蓄積できます。
結果、目に見えない経験値が増えてスキルレベルや知識が増えます。
次回の塗装編では、使った塗料など詳細も書きます。
赤の塗装は塗分け中心
このキットの塗装での問題は赤の塗分け塗装です。
ぷちりっつ キャスター/ネロ・クラウディウスは水着と剣が赤ですが、両方に塗り分けが必要であり、特に剣とサンダルは塗分けのラインが細かい。
素体の背中もクロスで水着の紐が来るのですが、それ等も塗り分けしないといけません。
剣はマスキング、サンダルと水着は筆塗りで対応したいと思います。
砲台はゴールドでゴージャスに塗る
砲台は黒下地でゴールドを塗ります。
モナカなので合わせ目の処理が大変でしたが、このキットはメインが女の子なので砲台の合わせ目は適当に消しました。
適当といっても専用ヤスリなどを作って念入りに消してます。
サテンが混ざったようなメタリックの重厚感を出すため、黒サフ下地用に表面処理をします。
重厚感よりメッキよりの高級感を出したいなら、ツヤ有り黒の上にゴールドを塗った方が高級感が出ると思います。
ちなみに台座はクリアブルーとホワイトでグラデーションを入れる予定。
海をイメージした塗装にしたいですね。
次回でぷちりっつ キャスター/ネロ・クラウディウスは塗装して完成予定
次回の記事で一気に塗装して、完成後の画像を貼ってポイントを説明したいと思います。
また製作していて思った感想なども書いていけたらと思います。
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